ソニック フロンティア社

SFIプロダクト

 

| PHONO 1 | LINE 1/ 2 | Power 1/ 2 / 3 | PROCESSOR 3 | TRANSPORT 3 |

 


 

PHONO 1 管球式フォノアンプ \360,000(税別)

このレコードはいったいどんな音がするのか。よほどのアナログ・マニアでなくとも、例えば新しいアンプを買ったとかケーブルを取り替えたといったときに、もう一度あのレコードを聴いてみようという気になるのは不思議ではありません。どこかを変えると音も変わる。その度に、あのレコードだったらと黒いディスクを取り出す気持は、オーディオ・ファンならどなたでもお持ちのはずです。いつも新たな期待を抱かせる。アナログにはどこまで行っても極め尽くせない可能性が秘められているかのようです。

PHONO 1は、こうしたアナログの可能性をさらに深く掘り下げより高度な再生を実現するために開発されたフォノ・イコライザーです。卓抜なハイブリッド・テクノロジー。管球式とソリッドステートによる斬新な回路構成が、アナログ・レコードに記された膨大な情報を精密に復元し、これまでにない鮮やかな音楽再現を約束します。またトロイダル・トランスを始めとする厳選された高品位パーツは、ソニック・フロンティアのポリシーの一環。細部にわたる入念な配慮を重ねて、完成度の高さをいっそう確実なものとしました。異例とも言うべき解像力と類い稀なトランジェント。PHONO 1が呼び覚ますアナログ・レコードの真価は、息を飲むような瑞々しさに溢れています。

FETと双三極管によるハイブリッド回路: PHONO 1では入力段にJ−FETを使用。温度変化とノイズを避けて、カバーに内蔵されています。また余分な接点や回路による信号の劣化を防ぐため、切り替え式のゲイン・コントロールも敢えて取り外しました。RIAA補正は周波数対応のフィードバック型。補償回路を一つだけ挿入し、低ノイズ特性を確保しています。主増幅段は双三極管6922によって構成。各チャンネルに2本ずつの贅沢な回路となっています。さらにカソード・フォロアによって出力インピーダンスを下げるとともに、カップリング・コンデンサーを使用してDCを遮断しました。

オプションで選択可能な3段階のゲイン: PHONO 1ではゲインを54dBに固定しています。出力1.7mV以下の通常のMCカートリッジに対応するゲインです。ただしオプションで44dBおよび62dBの2通りを選ぶこともできます。44dBは出力5mV程度のMM型ないし高出力型MC、62dBは出力0.6mV以下のMC型カートリッジに適合します。いずれの場合もノイズ・フロアは極めて低く、レコードそのもののノイズ・フロアとほとんど変わることがありません。

簡単で多様な負荷切り替え: PHONO 1は背面のDIPスイッチで負荷抵抗および静電容量を切り替えることができます。このためカートリッジに最適な負荷を細かく設定することが可能。抵抗だけでなく容量の切り替えも含んでいますから、MM型の場合にも極めて有効です。

2種類の使用ができるCue/Muteスイッチ: PHONO 1のミュートは、内部のDIPスイッチによって2通りに使い分けることができます。一つは通常のミュート、もう一つは9dBだけゲインを下げるキューです。スイッチをキューに設定しておくと、盤面に針を降ろすときなどにだけ小さくミュートをかけることができ、スピーカーを保護するとともにそのわずかな針音がオーディオマインドを高めてくれるに違いありません。

徹底した高品質パーツの採用: 厳選された高品位なパーツだけを使用することは、ソニック・フロンティアが一貫して持ち続けてきたポリシーです。PHONO 1でもシリコン・スチールで磁気シールドを施したカスタム・メイドのトロイダル・トランスを始め、マルチキャップおよびソレン製コンデンサー、ローダーステイン、ヴィシェイ、ミルズの抵抗などを随所に採用。配線はキンバー製のムク銀および銅線とし、回路の性能を根底から支えています。

低ノイズ化に不可欠の筐体設計: メイン・シャーシおよび外来のノイズを遮断するため、回路基板はエラストーマー・サスペンションによって固定。さらにシャーシと天板にはサウンドコートによるダンピングを施しています。その他厚手の回路基板や電源部を電気的および機械的に絶縁した巧みなレイアウトなどによって、微小ノイズを可聴レベル以下にまで抑えこむことに成功しました。

定 格(54dBゲイン時)

ゲイン 54dB標準(62dB、44dBモデル有)
周波数特性 20Hz〜20kHz(1VRMS、±0.1dB)
全高調波歪率  0.01%以下(1kHZ, 1VRMS)
入力インピーダンス/キャパシタンス 47kΩ/10pf標準(背面のDIPスイッチで変更可)
出力インピーダンス 175Ω(1kHz)
S/N比 83dB以上(2.5mV、1kHZ Aウェイト)
チャンネルセパレーション 60dB以上
最大消費電力 60W(100V、50/60Hz)
使用真空管 6922 4本
外形寸法 480(幅)×115(高)×360(奥行)mm
重量 9.75kg

*フロントパネル仕上にはゴールド及びブラックがございます。

 


LINE シリーズ 高音質で多機能な管球式コントロール・アンプ

ソニックフロンティア社は素子としての真空管の優れた特性に注目。現代最高レベルの独自の回路技術を駆使し、真空管のパフォーマンスを充分に引き出した先駆的なメーカーとして、わが国のハイエンド・オーディオファイルにも親しまれています。LINEシリーズのLINE 1とLINE 2は、同社のトップモデルであるプリアンプSFL-2の技術や特徴を継承しながら、より幅広い対応性と機能、ハイコストパフォーマンスを実現したコントロールアンプです。パワーアンプのPowerシリーズと組み合わせることにより手軽に管球式セパレート・アンプの楽しみを味わっていただけます。常に現代アンプの最先端を切り拓き、今や北米最大の管球アンプメーカーに成長したソニックフロンティア社が次の世紀に向けて放つ自信作です。

 LINE    \450,000.(税別)

 LINE    \600,000.(税別)

純管球式バランス回路:  ソニックフロンティアの名を不動のものとした最高級コ1ントロール・アンプSFL-2。LINEシリーズにはこのモデルで先駆けた管球式の完全差動型バランス回路を搭載、出力段はコンデンサーに代えて、サーボにより安定した駆動を保証したDCカップリングとして、高純度かつ力強い信号アウトプットを驚異的な広帯域にわたって実現しています。ボリュームにはラダー型のデジタル・コントロール・ボリュームを採用することにより、このワイドな帯域にわたって正確なレベル調整を保証しています。真空管は耐久性にも優れた6本の6922を使用、スロー・ターンオン機構とあいまって常に安定した動作を約束します。またシャーシーも、高剛性設計を徹底。高質量材の採用に加えて強力なダンプを施し、振動から回路を守り常に高音質を保ちます。

先進的な多機能設計: コントロールアンプはオーディオ信号が集中するシステムの要。音質はいうまでもありませんが、その名が示すとおり操作性も重要な用件です。ナチュラルでいて力強い音質面はもちろん、機能面でも管球式というエクスキューズを一切排した先進の多機能設計が、ソニックフロンティアならではといえます。アルミボディに丸型の現代的フォルムを持つフル・ファンクションのリモートコントロールは、LINEシリーズの大きな特徴の一つです。たとえば0.5dBステップ191段階という高精度ボリュームの微調整もこのハイパワー光リモコンで可能です。どこまでもこだわりを持った性能で快適なリスニングを約束します。

対応性の広い機能面: さまざまなシステム・アップに対応する幅広さもの大きな魅力です。入力は、バランス式が2系統、シングルエンド4系統、テープ1系統。出力はシングルエンドと完全バランス式各2系統、テープ1系統を装備しています。ヘッドフォン出力にはピュアな音質と自然な音場の創出で注目されているヘッドルーム社の回路を使用、さらにそのオペアンプにまで、テープ・ループ同様バーブラウン社製OPA2604を採用する等、すみずみまで音質にこだわっています。メインスピーカーを2チャンネル・ピュア・オーディオと多チャンネル・サラウンドで共用する際に便利なプロセッサー入力や赤外線受光の外部化対応などホームシアター、マルチルーム等への発展性も確保、あらゆるシーンで高音質を提供します。

独立電源の採用: LINE-2では電源部を本体と分離。オーディオ回路への影響を排除しつつ、レギュレーション・ポイントの増加や高品位パーツのさらなる投入等により、一段と強力かつピュアなサウンドを実現しています。

定 格

周波数特性 2Hz〜180kHz(-0.5dB、2V RMS)
全高調波歪率(20Hz〜20kHz) 0.01%以下(バランス)
0.01%以下(シングルエンド)
増幅度(1kHz) +18dB(バランス)
+12dB(シングルエンド)
最大入力レベル 8.0VRMS(バランス)
4.0VRMS(シングルエンド)
定格出力レベル 2 VRMS(バランス)
1 VRMS(シングルエンド)
S/N比 92dB以上(2V、Aウエイト)
チャンネルセパレーション 95dB以上(1kHz、2V RMS)
最大消費電力 80W(100V、50/60Hz)
使用真空管 6922/6DJ8 6本
外形寸法(本体)
LINE 2 電源
480(幅)×115(高)×360(奥行)mm
230(幅)×100(高)×330(奥行)mm
重量 LINE 1
重量 LINE 2 (本体)/(電源)
11kg
9kg/6kg

*フロントパネル仕上にはゴールド及びブラックがございます。

 


Powerリーズ バランス式パワーアンプ・シリーズ

Powerシリーズは真空管というデバイスを用いて現代アンプの最先端を切り開いてきたソニック・フロンティア社が、最新のエンジニアリングと技術の粋を集め開発したバランス式のパワーアンプ・シリーズで三つのモデルよりなります。Power1はプッシュプル方式のステレオ・アンプで出力は55W/ch、Power2がパラプッシュで同じく110W/ch、トップモデルとなるPower3は4パラプッシュのモノブロック構成で220Wの出力を得ています。開発はグループとして行なわれ、出力の違いはあるもののいずれの機種も設計内容や特長は基本的に同一です。ソニック・フロンティアならではの純粋で豊かな再現力と力強い駆動力をぜひご堪能ください。

 

Power1 ステレオ 標準価格 ¥450,000.(税別)

Power 2 ステレオ 標準価格 ¥850,000.(税別)

Power3 モノラル(二台一組)標準価格 ¥1,700,000.(税別)

 

低歪率設計: フィードバックにともなう音質の劣化を避けるため、斬新なアプローチによってNFループを改善。ディテールやハーモニーの微妙なニュアンスまで正確に再現し、とりわけ微少レベルでの表現力を圧倒的に高めています。

ハイ・ダンピング・ファクター: ダンピング・ファクターは、スピーカーのボイスコイルによって生じる逆起電力(EMF)を解消して実質的な駆動力を確保するパワーアンプの能力を示します。ダンピング・ファクターが高ければ、それだけスピーカーの負荷変動に影響されることなく安定した周波数特性を維持することができるからです。この点で従来の管球式アンプあるいは基本的にシングルエンド・アンプは出力インピーダンスが高くダンピング・ファクターが下がるため、負荷変動の影響を受けやすいのが一般です。Powerシリーズではハイ・ダンピング・ファクターによるアウトプット・レギュレーションで、管球式アンプに特有の音質を一掃。フォーカスに優れた中域と力強い低域の駆動力を獲得しています。

パーシャル・トライオード駆動: Powerシリーズでは出力管をパーシャル・トライオード・モードで駆動。電圧ソースに似た動作によって、充分な余裕のある電流供給が可能です。このためスピーカーの負荷変動にかかわらず、常に安定した動作を保ちます。

フルバランス設計: Powerシリーズは出力トランスも含めて入力から出力までフルバランス設計。コモンモード歪みや偶数次高調波の排除に極めて有効です。またすべての製品についてハンドチョイスによる真空管の選別を行ない、回路にいっそうの洗練を加えています。

ダイレクト・カップル・ドライバー: 現代のスピーカーでは、通常のリスニング・レベルでも高速のトランジェントでクリップを起こすことは少なくありません。コンデンサー結合のアンプでは、このクリップの間にわずかづつコンデンサーへのチャージが進行し、出力管に瞬間的なバイアスを与えることによって信号のブロッキング現象を引き起こします。このため信号のマスキングによって音質に明らかなカラーションが生じるのです。Power2及び3では、シグナル・パスからコンデンサーを除外。ダイレクト・カップルとしてブロッキングを一掃し、クリップやオーバーロードからの速やかな復帰を実現しています。

わかりやすいバイアス調整: バイアス調整は、出力管毎に装備されたLEDを見ながら簡単に行なうことができます。調節ネジを回しながらLEDの色を確認するだけ。高価なメータなどの必要はなく、正確なバイアスを常に確保することが可能です。

豊富な入力と精密パーツ: 入力端子はRCAとXLRの2種類を装備。RCAは反転入力も可能で、スイッチによって全てを切り替えることができます。その他内部パーツにはMITマルチキャップやゾラン、ウィーマなどのコンデンサー、ヴィシェイやキャドックなどの抵抗を始め精密なパーツだけを厳選して使用。周到な回路設計を側面から支えています。

定  格

  Power 1 Power 2 Power 3
出力(20Hz〜20kHz) 55W+55W 110W+110W 220W
入力感度
(バランス、シングルエンド共)
0.94V(55W) 1.25V(110W) 2.2V(220W)
入力インピーダンス
(バランス/(シングルエンド)
200kΩ/100kΩ 200kΩ/100kΩ 200kΩ/100kΩ
スピーカー出力 標準8Ω(2Ω/4Ω可) 標準8Ω(2Ω/4Ω可) 標準8Ω(2Ω/4Ω可)
全高調波歪率(1kHz) 0.2%以下(55W) 0.5%以下(110W) 0.5%以下(220W)
周波数特性(-3.0dB/1W) 3Hz〜77kHz 2Hz〜120kHz 2Hz〜150kHz
S/N比 95dB以上  110dB以上 110dB以上
ダンピング・ファクター 35以上 50以上 50以上
NFB 20dB 16dB 18dB
ライズタイム 5μsec. 3μsec. 2.8μsec.
消費電力(100V、50/60Hz) 320W 580W 580W
使用真空管 6550C(KT88使用可)4本
6922 6本
6550C(KT88使用可)8本
6922 6本,5687 2本
6550C(KT88使用可)8本
6922 4本,5687 2本
外形寸法 38(W)×51(D)×23(H)cm 46(W)×56(D)×23(H)cm 46(W)×56(D)×23(H)cm
重量 22kg 50kg 45kg

 


PROCESSOR 3

PROCESSOR 3 D/A CONVERTER \1,300,000(税別)

 

デジタル新時代の到来が予測される現在、CDの音質を決定的に左右するDAコンバーターにレファレンス・グレードの標準機が要求されるのは、ハイエンド・オーディオ・ファンの自然な気持と言っていいでしょう。PROCESSOR 3はTRANSPORT 3とともに、現在達し得る最高水準のCD再生を目的とし、さらに将来の規格向上にも対応することをも視野に入れて開発されたDAコンバーターです。

ハイエンド・ファンの間で広く定評を得たSFD−2、HDCDエンコーダー搭載に逸早く対応したSFD−2Mk「でのモジュラー思想をここではいっそう徹底して推進。将来のハイ・フォーマットにも対応可能な特性を確保しています。デジタル回路には高度なジッター抑制で世界的な評価を得ているウルトラアナログ社の入力レシーバーを始め、新開発のDACユニットなどを全面的に採用。またアナログ回路はソニック・フロンティア独自の管球式となっています。さらにデジタル/アナログを通じて全段をバランス構成とし、極めて精度の高いDA変換が可能です。入力には光および同軸の5系統のほか、新規格I2 S・e端子も装備。伝送系のジッターを極限まで抑え、精密な再現力を根底に遡って実現しました。使用パーツには世界各国の高性能製品を厳選して採用。電源から筐体設計に至るまで細部にわたって入念な配慮を行い、音質に完璧を期しています。

音楽が目の前で展開されるかのように濃やかなトランジェントとダイナミックな躍動感。正確な解像度と透明無比の音色を基調にしながら、音楽のあらゆる表情を精密に描ききる再現力が、デジタル・ソースの極致を実現します。

 

全段バランス構成のデジタル回路: デジタル入力にはウルトラアナログ社の入力レシーバーAES21を搭載。固有ジッターを20ビットでの可聴限界とされる10ピコ秒に迫る領域にまで低減し、信号の精度を確保しています。またデジタル・フィルターにはHDCD対応のパシフィック・マイクロ社PMD100を、8fs・20ビット・ディザ付きで使用。さらにDACユニットはウルトラアナログ社の新開発ディスクリート・マルチビット型34022を2個ずつ装備し、これも含めてデジタル部全段をバランス構成としたぜいたくな回路としました。

独自の管球式アナログ回路: アナログ出力段には、双三極管6922を使用しました。双三極管をパラレルに接続したカソード・フォロア。これをチャンネル毎に2本ずつ配置することによって、バランス回路を構成しています。これによって歪み成分を極小に抑えるとともに、出力インピーダンスを下げてあらゆるプリアンプに対するフレキシビリティーを確保することが可能です。さらに出力にはDCサーボかけてカップリング・コンデンサーを排したこの構成は、2Hz〜250kHzという広大な周波数レンジを獲得したLINE 2と同様で、将来のハイ・フォーマットにも十分対応する特性を実現しています。

HDCD対応: 現行のCDフォーマットと互換性を保ちながら特性を改善する方式としてHDCDデコーダーを内蔵。トータルなダイナミック・レンジを拡大していっそうリアリティを高めることに生硬しています。またHDCDと一般のCDでは出力レベルに6dBの差があるため、従来は一般CD再生時には自動的に出力を下げてレベルを揃えていましたが、PROCESSOR 3ではこの回路をピンの差し替えで選択できるように変更し、音質への配慮をさらに徹底したものとしました。

新伝送規格I2 S・e入力を装備: 現行のS/PDIFやAES/EBUでは不可避の伝送ジッターを根本から排除するため、ウルトラアナログ社の提唱する新方式I2 S・e入力を備えています。これによって信号とクロック、プリエンファシス・フラッグなどを分離し、伝送系に起因するジッターを根底から除去することが可能となりました。もちろん従来の光/同軸入力も装備し、接続には万全を期しています。

入念なレイアウトと高品質パーツ: 内部回路は完全バランスの効果を確実なものとするため、入力系以外はデュアル・モノ構成。シグナルパスを全て同一条件に揃えるよう、入念なレイアウトを行っています。回路基板にはテフロン系のARLONを採用。信号の伝搬速度を高め、電磁的な歪みを排除して高品位化の一環としています。その他使用パーツには世界各国の高品質製品を厳選。回路のクオリティをいっそう高度なものとして、音質への配慮の仕上げとしました。

定 格

デジタル入力端子 I2S・e 13W3 1系統
AES/EBU 
XLR 1系統
S/PDIF  
RCA,BNC,ST,TOS 各1系統
デジタル出力端子 S/PDIF  RCA 1系統
アナログ出力端子 バランス    XLR 1系統
シングルエンド
RCA 1系統
周波数特性 5Hz〜20kHz(±0.25dB)
全高調波歪率 0.02%以下(20Hz〜20kHz)
S/N比 115dB以上(20Hz〜20kHz、アンウエイト)
チャンネルセパレーション 115dB以上
最大出力レベル バランス 6V/シングルエンド 3V
最大消費電力 60W(100V、50/60Hz)
使用真空管 6922 4本
外形寸法(本体/電源)mm 480(幅)×115(高)×360(奥行)、230(幅)×100(高)×330(奥行)
重量(電源共) 14.0kg

*フロントパネル仕上にはゴールド及びブラックがございます。

 


TRANSPORT 3 CD TRANSPORT \1,200,000(税別)

 

デジタルの基本は情報です。より多くの情報をより正確に記録し伝送する。デジタル機器の生命は、この情報をいかに正しく再現するかという点にかかっています。このためにCDの情報を最初にピックアップするトランスポートの役割には、普段考えられているよりもはるかに大きいものがあります。ここで取り出されDAコンバーターへと伝送される情報の量と精度によって、それ以降のシステムは基本的な音質を決定されてしまうからです。

TRANSPORT 3は、CDに刻まれたデータを電気信号に変換し送り出すという機能を、コンピューター・グレードの精度で実現することを目的に作られたCDトランスポートです。精密加工の強靱なシャーシに固定されたプロ用ピックアップ・メカニズムと高剛性構造によって安定した動作を確保。銅パターンによる高質量の回路基板が、信号の純度をいっそう確かなものとしています。そして新規格I2 S・eを採用した伝送システムは、インターフェースに起因するジッターを極限にまで低減。CDに記録された信号をそのままの姿で、DAコンバーターまで正確に受け渡すことを保証します。彫りの深い音像と正確なディテール。音場の細部に至るまで緻密に描き出す高度な再現力は、その情報伝送の確かさを如実に物語っていると言えましょう。さらにスマートなアイリス・ハッチを採用した斬新なデザインも見逃せません。CD再生の新たな基準。TRANSPORT 3がデジタルの明日を開きます。

 

プロ用ピックアップ・メカニズム搭載: CDトランスポートの心臓部であるピックアップ・メカニズムには、フィリップス社でもトップクラスの精度を誇る最新のCD PRO VAU1252を採用。強靱なダイキャスト・シャーシに3ビーム方式を取り入れた高性能メカニズムが、コンピューター・グレードの信号ピックアップを可能とします。さらに独自の精密加工を施した5/8インチ厚のアルミ・シャーシでこれを支持。振動の影響を排除して、信号の純度を維持しています。

12レギュレーターの強力電源と高音質回路: 電源部はシールドに収めた特別設計のトロイダル・トランスを中心に、12以上のレギュレーターを配置した強力な構成。また高音質パーツに徹した回路は、3/32インチ厚の基板に銅パターンを乗せ、信号の欠落や歪みを極力排除しています。

新伝送方式I2 S・e: 信号とワードクロック、ビットクロックなどを一つのシリアルデータにまとめて伝送していた従来の方式に代わって、ウルトラアナログ社の提唱する新伝送方式I2 S・eを採用。信号、クロック、プリエンファシス・フラッグを別々に伝送することによって、伝送系のジッターを可聴限界以下に抑えることを可能にしています。I2 S・eでの接続には専用のマルチ・コネクターを使用しますが、もちろんこのほかにもRCA、BNC、XLR、STリンクでも接続することができます。

斬新さと使いやすさを備えたアイリス・ハッチ: TRANSPORT 3はトップローディング型ですが、その開閉には従来の蝶番式やスライド式ではなく、カメラの絞り機構に似たアイリス・ハッチを採用しました。スイス製のシンプルな精密モーターによって、5枚の羽が移動する洗練されたデザイン。スリムなだけでなくそのままラックに収めることもでき、使いやすさと美しさを兼ね備えた斬新なスタイルとなっています。

人間工学に基づいたコンパクトなリモコン: アルミ切削加工のリモコンは、丸形で掌に収まりやすいコンパクトなデザイン。人間工学に基づいてボタン配置も自然で使いやすく工夫されています。使うほどに手になじむソニック・フロンティア独自の設計です。

定 格

ジタル出力端子 I2S・e 13W3 1系統
AES/EBU 
XLR 1系統
S/PDIF  
RCA,BNC,ST 各1系統
赤外線受光器接続用端子 1系統
最大消費電力 40W(100V、50/60Hz)
外形寸法 490(幅)×100(高)×400(奥行)mm
重量 14.3kg

*フロントパネル仕上にはゴールド及びブラックがございます。 


仕様及び外観は改善のため予告無く変更することがあります。

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